2025/04/13 12:07

「身近な伝統をひとつ、手に取ってみませんか?」
ー 駿河和染とイエッタの暮らしに寄り添うものづくり ー

日々の暮らしに、少しだけ“特別”を添えるもの
それが、イエッタの駿河和染アイテムです
静岡の伝統工芸である
「駿河和染(するがわぞめ)」の歴史と、
現代のライフスタイルに寄り添うデザイン
今回は、
イエッタが手がける駿河和染製品の背景や、
日常に溶け込む魅力についてご紹介します

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▪︎ 茶染め職人washizuさんとの出会い ▪︎
暮らしの中で伝統工芸をもっと自然に楽しめたら…
そんな想いを持ち始めた頃、
静岡県の茶染め職人であるwashizuさんと出逢いました
布に染み込んだ色は、季節のうつろいを映す色
同じ染料でも、
その日の気温や湿度、
職人の感覚によって、仕上がりが変わる
そんなところにも魅力を感じました
こんな出逢いが、
イエッタの駿河和染プロジェクトのはじまりです
アトリエイエッタのデザインと、
washizuさんの卓越した染色技術が融合することで、
他にはない製品が誕生しました
washizuさんの染め技術は、
茶葉を活かした自然由来の染めにおいて
独特の風合いを引き出します
どことなく和の趣を感じさせつつ、
モダンな印象を与える絶妙な色合い
その染め上がりの魅力を、
多くの方に感じていただけたら嬉しいです

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▪︎ お茶染め ▪︎
お茶染めは、
製造工程で出る商品にならない茶葉を染料として使用し、
廃棄物を循環させる持続可能な染色技術です
煮出した後の茶殻は堆肥として加工され、畑へ還元
環境にも配慮したこの工程は、
先人の知恵と伝統技術を活かしています

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▪️小慣れてきたら、染め直し▪️
数年ほど愛用いただくと、製品に小慣れ感が出てきます
その頃に染め直しをしていただきますと、
またハリが戻り、新たな風合いをお楽しみいただけます
また、染め直しは何度でも可能ですので、
10年以上のおつきあいになる1着です

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【 アトリエイエッタの製品づくり 】
「遠州織物」は江戸時代から
静岡県西部地域で受け継がれてきた伝統産業です
生地を織る職人や、パタンナー、縫製職人と連携し、
熟練の技術で一着ずつ丁寧に仕立てています
また、
駿河和染の
茶染め職人であるwashizuさんの技術を取り入れたことで、
素材の個性を最大限に引き出すことができました
イエッタの製品は、
「オートマチック車ではなくマニュアル車」
「デジタルではなくアナログ」で生まれるもの
手間を惜しまず生み出される布やデザインには、
職人の想いと時代を超えた価値が詰まっています
この取り組みを通じて、
遠州織物や駿河和染の魅力を全国に届けるとともに、
職人技術の継承と持続可能なものづくりを
実現したいと考えています

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【まとめ】
「特別」なものを「日常」で使うことの豊かさ
イエッタの駿河和染は、そんな暮らしの中のささやかな贅沢を叶えてくれます
「身近な伝統をひとつ、手に取ってみませんか?」

※ パリでの撮影 イエッタは日本にお留守番でしたが、お茶染めアイテムたちが、遠い異国に旅してきました
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イエッタのものづくりと取り組みについて
noteでお伝えしています
ぜひ併せて読んでいただけましたら
とてもありがたいです
https://note.com/tender_coyote352/n/n7557403e97ae
製品と取り組みを伝える上で
伝え方や見せ方も、大切にしています
静岡の魅力を伝える、素敵なタウン誌「すろーかる」を
発行されている、
すろーらいふさんと、カメラマンさん、
モデルさんに撮影を協力していただきました

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