2026/09/24 20:27


BLACK
WHITE
BLACK × BLUE GREY BLACK
この3点をもって、
ネップミックスダンガリーの服の製品づくりを
いったんお休みします。
これまでに織っていただいたネップミックスダンガリーは、1,000m近く。
シャツやワンピース、スカートなど、
たくさんの製品になって
みなさまのもとへ旅立っていきました。
イエッタのアイコンのひとつでもある
ネップミックスダンガリー。
その生地の在庫がすべてなくなることは、
ありがたくて嬉しい気持ちと、
少し寂しい気持ちと、
今は半分ずつです。
この生地は、
もちろんいつかまた織りたいと思っています。
ただ、遠州織物は
必要な分だけ少しずつ織ってもらうことはできません。
職人さんの仕事と生活を守るためにも、
まとまった数量をお願いすることが
大切な約束でもあります。
だからこそ、
「また織ってください」と
簡単にお願いするのではなく、
これからの気候や暮らし、
服が必要とされる季節、
そして今の時代の流れを見ながら、
イエッタが責任を持って
その量をお願いできるタイミングを
考えていきたいと思っています。
ものが、以前のように、
ただつくれば売れる時代ではなくなっていることも
日々感じています。
だから、
「人気だからまたつくる」
「なくなったからすぐ補充する」
ということだけではなく、
本当に必要なものを、
必要なときに、
つくることができる分だけ、
責任を持ってつくる。
そんなものづくりを
これからも大切にしていきたいと思っています。
無理をして続けることを、
ものづくりの美徳にはしたくない。
つくる人が疲弊してしまえば、
その先に長く続くものづくりはないと思うからです。
誰かに無理をお願いしてまでつくることも、
自分を削ってまでつくり続けることも、
イエッタが選びたい形ではありません。
少し時間がかかっても、
またつくりたいと思える形で
ものづくりを続けていきたい。
それが、イエッタの考える
「長く続ける」ということです。
そしてもうひとつ、
最近、服をつくりながら
季節について考えることがあります。
以前は、
「長袖の季節が長く、半袖の季節は短い」
そんな感覚があったように思います。
けれど、年々夏が長くなり、
日本の気候も少しずつ変わってきました。
4月頃から半袖を着る日が増えて、
10月頃まで半袖が必要になる。
そう考えると、
もう「半袖は夏の短い期間だけのもの」
という感覚ではないのかもしれません。
これからのイエッタでは、
長袖と同じくらい、
半袖の服も大切に展開していきたい。
市場に合わせて服をつくるのではなく、
今の季節に、今の暮らしに、
本当に必要とされる服を。
そんなことも考えながら、
これからのものづくりを続けていきます。
今回のフリルシャツは、
ネップミックスダンガリーでつくる、
ひとまず最後の3点。
完売後の再入荷はありません。
長く育ててきた生地の、
ひとつの区切りとして。
気に留めていただけたら嬉しいです。
ネップミックスダンガリーのハギレのかけらが
アトリエにはたくさんあります。
次に織るまでに、
アクセサリーとして展開し、
これからも変わらず、ネップミックスダンガリー をお楽しみいただけるものづくりを続けていこうと思っています。


